*上記キャプチャーはAppleサポートページより

概要
自分の持っているAirPods Proに、下記のプログラムに該当するような症状があったため、Apple Omotesandoに持ち込み修理に行ってきた、というお話です。
AirPods Pro の音の問題に対する修理サービスプログラム - Apple(日本)
今後、該当の症状が出てくるユーザーさんもいるかもしれないので、ぜひ気に留めておいてください。
具体的な症状
- 聴いていると突然パチパチ音がする
- そのときは音楽が聴こえなくなる
- アクティブノイズキャンセリングが正常に機能しない
(オフにすると聴こえるようになる) - 時間帯や場所は関係なく症状が発生
来店前の注意(修理に関するQ and A)
Apple直営店への来店時には、あらかじめ予約が必要です。
Q. 修理の予約方法は?
A. 今回の交換プログラムに関わらず、修理や不具合の相談&持ち込み時には、事前に予約が必須となります。
コロナ禍のこともあり、当日いきなり行っても受付してもらえない可能性が高いでしょう。
Apple Store直営店の予約をとる方法としては、以下の3つ。
- 「Appleサポート」アプリから申し込む
- WEB (https://www.apple.com/jp/retail/geniusbar/) から申し込む
- コールセンター (0120-277-535) に電話する
前回のときと同じく、「Apple サポート」というアプリを使って事前申し込みを行いました。このアプリから申し込むと簡単に予約が取れ、しかも日にちが近づいてくるとメールでリマインダーも送ってくれるので、忘れやすい自分には助かります。
前回のお話はこちら。
Q. 修理にかかる時間は?
A. 外で並んでいる時間から交換までにかかる時間のトータルでみると、約20-25分でした。ちなみに平日のお昼頃の予約時間。AirPods Proの場合、「修理」ではなくかならず「交換」になります。
Q. 当日中に修理してもらえるの?
A. 先述の通り、その場ですぐに交換になります。
Q. 修理料金は?
A. 交換プログラムは条件に合致さえしていれば、無償交換となります。
条件とは、
- 2020 年 10 月より前に製造された AirPods Pro
- 最初の小売販売日から 2 年間以内
- 該当の症状が出ている
特に3. はだいじで、症状が出ていないものは交換プログラム対象外です。
なぜなら、
- 2020 年 10 月より前に製造された AirPods Pro
のごく一部の製品に不具合が生じているわけで、すべての製品に症状が出ているわけではないからです。
リソース:AirPods Pro の音の問題に対する修理サービスプログラム - Apple(日本)
Q. 契約している名義が自分ではないけど交換してもらえる?
A. iPhoneの契約名義人は関係ないので、大丈夫です。
予約時に、Apple IDでサインインするはずなので、その名前が自分であれば問題ないです。
なお、まれに本名ではなく、ニックネームや旧姓、イニシャルをApple IDの名前として登録している人がいますが、受付時に説明すれば問題ありません(自分自身もそうなので、確認済みです)。
Q. Apple Storeに持ち込む他にどんな修理方法があるの?
A. 以下のとおりです。
- Apple 直営店
- Appleサポートへの電話、チャット
- Apple正規サービスプロバイダへの持ち込み
1. Apple 直営店
これについてはこの記事内で説明しているのでスキップします。
2. Appleサポートへの電話、チャット
Appleのサポートセンターに電話して交換依頼をする方法です。
症状などを伝え、プログラムに該当すると判断された場合は、在宅自己交換サービスを利用して、自宅にいながら交換品を受け取ることができます。
- クロネコヤマトさんが自宅まで交換品を持ってきてくれる
- 玄関先で不調なAirPods Proのイヤフォンを渡す
- 新しい交換品を受け取る
この場合、梱包する必要はありません。全てヤマト運輸さんがやってくれるので、裸で手渡しでOKです。
3. Apple正規サービスプロバイダへの持ち込み
こちらもWEBかAppleサポート.appから予約申し込みが必要です。
ただし、気を付けたいのがその場で交換はできないということです。サービスプロバイダで預かりとなり、一度Apple修理センターへ送られて、そこで検査になります。
そのため、プログラムに該当していて交換になる場合でも、後日またお店に取りに来なければなりません。サービスプロバイダのお店には交換品の在庫はないのです。
修理受付の当日の流れ
来店してからまず最初に行うこと
Apple Omotesandoは、「表参道駅 地下鉄A2出口」から出るとすぐ目の前にあります。
ちなみに、1Fと地下1Fの2フロア構成です。
来店するとまず、警備員さんとApple Tシャツを着たストアスタッフさんに気付くと思います。
ストアスタッフさんに声かけをするとスムーズに誘導してくれるので、あとは言われた通りに動きましょう。
出入り口でまず受付
以下の流れで受付が進みます。
step
1用件の確認(ショッピング?修理?)




36.6度で無事パス。ホッ。
step
2体調について問題ないかの確認、検温

現在、表参道店では、ふらっと立ち寄ることができないようになっている
マスク有無と体調の確認。
ちなみに、マスクを持っていない人は、ここでストアスタッフさんよりマスクを貰えます。
step
3警備員さんに案内され、列に並ぶ
しっかりと、ソーシャルディスタンスを確保。
靴汚れてるな...凹。
step
4順番がきたらストアスタッフさんがiPadで受付
ここで、事前に追加していたWalletから、チケットを見せます。
ストアスタッフさんが、このバーコードを読み取ることで、予約&顧客確認がスムーズに進むよう。
ここでApple IDの名義人確認も行います。イニシャルで登録していた僕は、本名をここで伝えることになります(苗字だけでOK)。その後、スタッフさんは、お客様のわかりやすい特徴(僕の場合は紺色のパーカー)をデバイスに入力していました。
step
5受付完了後、地下一階に進むよう誘導
あわせて、入店前に手指の消毒スプレーをここで済ませます。
出入り口から地下一階に移動
ガラス階段を降りて、地下一階に向かうと、すでにスタッフさんが待ち受けてくれていました。
スタッフ間同士の連携はiPadで行われているようです。僕の「紺色のパーカー」という情報も共有されていました(iPadをチラ見したら入力されていた)。
ここで名前を確認された後、空いている席に誘導されました。
交換時のやりとり
しばらくすると担当するストアスタッフさんがやってきた。



その後、
- AirPods Proのシリアル番号をiPhone本体から確認
- AirPods Proの充電ケースごと診断にかける
もうこの診断結果が出る前に、交換ありきで手筈を整えていたように思えます。なぜなら、すでに別のスタッフさんが交換用のAirPods Proを用意してきていたから。
これは推測でしかないですが、この診断というのは、プログラムに該当する症状を見つけるためのものではなく、
- 外的損傷が原因で通電していない
- 水濡れで通電していない
など、異常値を測るためのものだと思われます。
パチパチ音で悩まされているといった申告があれば、基本的に交換前提だと思っていいみたい。
交換対象は、「AirPods Proの症状が出ているパーツ(左右なら両方とも)」になります。バッテリーケースは対象とならないのでご注意ください。
尚、このプログラムが適用された後は、90日の限定保証期間が付きます。
ぶじ交換後に...
交換が終わったら、すぐにお店を出なければなりません。ということを後で知りました。
これは、入店時か対応完了後に、一言説明してくれればよかったのに...と思いましたよ。少し残念な体験でした。
というのも、別の接客を行っていたスタッフさんから、やんわり"注意"を受けて教えてもらったのです。
注意
- ウインドウショッピングみたいに、製品を眺めたり触ったりするための来店は現在お断りしている
- 来店できるお客様は、「修理&交換」と「購入前提でのショッピング相談」のみ
- 来店前に、アプリやWEBから予約をお願いしている
- 当日予約なしに来店した場合、「購入前提でのショッピング相談」なら、待ち時間(2-3時間)了承してもらえることを条件にその場でショッピング予約を受け付けることが可能(当日のWEB予約枠がいっぱいでも、お店で直接予約空きを確保)
- お客様が触ったデバイスはすべてスタッフが消毒しなければならないから(この下りいる?)
- そのため、用事が終わったら速やかな退店をお願いしている
ご迷惑をおかけするつもりはないので、そそくさと退店しましたー。
結果:両方とも症状が改善!
交換した後、しばらく使ったけど、全然問題ないね!最高!
ノイズキャンセリングもきちんと効いてるし、今まで悩まされていたパチパチ音もなくなりました。
というわけで、購入日から2年間の猶予があるとはいえ、症状が出ている方は早めの交換をオススメします。

さいごまでご覧いただき、ありがとうございました!
(おしまい)