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【レビュー】ノイキャン搭載完全ワイヤレス!ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2

今回は、アクティブノイズキャンセリング搭載、完全ワイヤレスイヤフォン、ゼンハイザー の『MOMENTUM True Wireless 2』を購入したのでレビューします。

ラフター
最初に結論を言っちゃうと、これはすごい!オススメできるイヤフォンです!(このあと語彙力頑張れ)

製品概要

  • メーカー名:ゼンハイザー
  • 製品名:MOMENTUM True Wireless 2(モメンタム トゥルー ワイヤレス 2)
  • 発売日:2020年4月16日
  • 価格:オープンプライス
    実勢価格:ホワイト¥36,795(税込)ブラック¥36,300(税込)*Amazon
  • イヤカップ形状:インイヤー
  • 対応コーデック:SBC, AAC, aptX™
  • カラー:ブラック、ホワイト
  • 製品保証期間:2年間

VGPアワード2019Summer and 2020で金賞を連続受賞した前モデルから、第二世代に進化したのが、「MOMENTUM True Wireless2」です。

前モデルとの大きな違いとしては、

  • ケースバッテリーの自然放電問題の解消
  • AC(アクティブノイズキャンセリング)搭載

この二点が挙げられます。

シリアル番号の記載箇所

この製品の場合、上写真矢印の箇所に記載のある10桁の番号です。サポートを受ける際に必要になる場合があります。

なお、イヤフォン本体およびケースに記載はありませんでした。保証書も同梱されていません。このシリアル番号は化粧箱に記載があるので、忘れずにメモするか、可能なら化粧箱は捨てずに取っておきましょう。

また、修理を受ける際には、購入時のレシートは購入証明書として必要になることがあります。なくさないようこちらもあわせて保管してください。

開封

このブログでは、パッケージや開封時の所感が多分に含まれているので、製品について詳しく知りたい人は目次から次に飛んじゃってください。

まず、化粧箱デザイン。

至ってシンプルで、書かれている文字は「製品名」と「主だった機能アイコンとその内容」のみ。製品の存在感を大きく出すパッケージになっています。色も、水色のみをアクセント色に使い、それ以外は製品画像も(影すらも...!)含めてモノトーンに仕上げています。結果、高級感を感じさせます。

化粧箱の裏側には、表側パッケージの各種アイコンが示す機能詳細が書かれているので、店頭で手をとったときにも製品機能詳細が分かるようになっています。

開封の際には、シュリンクをカッターやハサミで切らなくてはなりません。この辺り、iPhoneなどの高級製品と同じく、"only for you" =「あなたのための製品」という体験が込められているのかもしれませんね。

開けるとこんな感じです。

ベロがあるので、取り出ししやすい点もいいですね。

クイックスタートガイドの下に、USB-C to USB-A ケーブルが覗いています。

下半分に見える箱の中身を取り出してみました。

充電ケーブル、イヤーピース、セーフティガイドです。

同梱物

まとめると、同梱物は、

  • MOMENTUM True Wireless 2
  • 専用充電ケース
  • イヤーピース(XS,S,M,L)
  • USB-C -> USB-A 充電ケーブル(約 0.25 m)

の以上です(クイックガイドなどの紙類を除く)。

大きさ

イヤフォン本体について

前モデルよりも2mm(ミリ)コンパクト化に成功。そのおかげか、耳に入れるときに回転させながらややねじこむんですけど、僕個人的には抜群にフィットしました。


(ゼンハイザーHP/オンラインマニュアルより)

最初から付属しているイヤーピースはMサイズ。付属で「SS・S・L」サイズのピースもあるので、自分に合うものを探すことができます。

充電ケースについて

横幅と高さは、人差し指と中指、指二本ぶんくらい。

本当はAirPods Proを横に置いて比べたかったんですけど、無くしちゃったんですよ...。

外観

イヤフォン本体について

耳に入れた時、ゼンハイザーのロゴが大きく見えるようになっており、分かる人には分かる!という感じでしょうか。光の当たり方によってロゴが少しキラキラするのもいいですね。

充電ケースについて

ケースはファブリック素材。高級感を感じます。この点はAirPods Proのケースよりも所有欲を満たしてくれると感じました。

イヤホンとケース両方合わせて、オシャレさ、カッコよさ、高級感を感じる作りになっていると感じました。

製品詳細

バッテリー駆動時間

買うときには絶対気になるバッテリー駆動時間について。

まず、バッテリー駆動時間はイヤフォン単体で7時間。ケースが21時間。あわせて最大28時間のバッテリー駆動時間になります。1日24時間を超えちゃった。

また、前モデルでは、ケースに充電しておいても時間が経つと放電されてしまい、ケースの充電時間が減っていた...という問題があったのですが、このケースではその点もしっかりと改善されています。

なお、ケースに装着するときは、マグネットの磁力が働いてカチャ!っと吸い寄せられて収まります。これは個人的に好きなギミック。

遮音性(ノイズキャンセリング含)

AirPods Proとどうしても比べてしまうんですけど、こちらの「MOMENTUM True Wireless 2」遮音性がめちゃめちゃ良いです!

まず、ノイズキャンセリングを使わなくても、耳につけた段階でもう、ある程度の音を遮断できます。これは密閉感がしっかりしているということですね。

次に、ノイズキャンセリングをオンにするとその効果がはっきりとわかります。

低周波の環境雑音を削減してくれます。例えば、空調の音や家族の足音。それだけでなく、目の前にあるHomePodから別の音楽を流していても、気づかないくらいに...!これは体験するとびっくりします!

AirPods Proと比べると...

ただ、冷静にお伝えすると、ノイズキャンセリングの強さだけでいえば、AirPods Proの方が上だと感じました。

MOMENTUM True Wireless 2は、あくまでも、音に集中できる環境を作るためのノイズキャンセリング。

そのため、ノイズキャンセリングをオンにした後の自然さは、MOMENTUM True Wireless 2の方が上なのですが、AirPods Proはもっと強力に音を遮断している感じ。ここは好みが分かれるところだと思います。

聴いてみて、MOMENTUM True Wireless 2はノイズキャンセリングをメインとしておらず、あくまでも高音質を追求している。そんな印象を受けました。

ただ、誤解して欲しくないのは、MOMENTUM True Wireless 2のノイズキャンセリングが劣っているわけではないということです。ゼンハイザーにとって、音に集中できると言う環境をこのイヤフォンで実現できた時点で、ノイキャンの強さの有無はもはや問題ではないんですよね。

外音取り込み機能

ゼンハイザーの本製品では「トランスペアレント ヒアリング」と呼ばれています。

後ほど操作性のところで解説しますが、イヤフォン(右)を2回タップするだけでオンオフを切り替えできます。しかもタップ音がするので、切り替えの有無が分かりやすいのです。

音質

イヤフォンでいちばん気になるところ...と言っても過言ではないでしょう。これもはっきり言って好みが分かれるところですよね。

僕は、ですよ。初聴で背筋がブルッとしました。そのくらい音が良い!

音の透明感がすごい。画像や写真で例えるなら「解像度が高い」といえばいいでしょうか。個々の楽器の音色、ボーカルの音(声)がはっきりと聞こえます。

さらに、まるで、パーソナルスペースにできた、小さなコンサートホールで聴いているような錯覚さえ覚えます。音の広がりを感じます。

耳が明らかに喜んでいます...!まさに音を楽しむことができるイヤフォン...!

AirPods Proは、良くも悪くも普通。そう僕に言わせてしまうくらい、MOMENTUM True Wireless 2はすごかった!

操作性

タップだけで、ノイキャンのオンオフ切り替えが可能

専用のアプリケーションがあり、こちらで初期の設定を行います。おそらく初回はアップデートが入るので、製品付属の「クイックスタートガイド」に従って初期設定を行なっておいてください。下記は初期設定を終え、アプリを開いた時の画面です。

  • 外音取り込みに着替えたい時は、右を2回タップ
  • 解除する時は、もう一度右を2回タップ
  • アクティブノイズキャンセリングにしたいときは、右を3回タップ
  • 解除する時は、もう一度右を3回タップ

こんな感じで簡単に切り替えができます。スマートフォンを操作しなくても、イヤフォン単体で完結できるのは大きな魅力ですね。

ペアリングの変更も簡単

ふだんはiPhoneで聴いているけど、Macに切り替えたいなーと云うとき。

左右両方を3秒間長押しすると音声ガイダンスで「ペアリング」と促され、簡単にペアリングモードになります。

Macのメニューバー>Bluetooth>MOMENTUM TW 2

を選択すれば、間もなくペアリングされます。

まとめ

ココがポイント

  • 最高のフィット感
  • 高級感、おしゃれさ、格好良さを兼ね合わせた製品
  • ケースと併せて、最大28時間のバッテリー保ち
  • 透明感、解像度の高い音質
  • 抜群の操作性

ココに注意

  • ノイズキャンセリングの強さは、AirPods Proの方が上
  • ワイヤレス充電非対応
  • ケースから取り出す時、こぼれ落ちそうになるので注意!

気になる点もほぼなく、この製品はほぼ完璧なんじゃないか...と感じました。間違いなく、現時点で今年のベストバイに入ります...!一言で云うと「絶賛」です。みなさんにも心からお勧めしたい製品。

ヘッドフォン&イヤフォンは、今までApple&Beats、Bose製品ばかり購入していましたが、ことこういうイヤフォンについては、音響メーカーの凄さを実感しました。ゼンハイザーさん、さすがでした!!

ラフター
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さいごまでご覧いただき、ありがとうございました!

(おしまい)

 

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